喫茶村崎
【ケルベロス】
王国周辺の平野部や南部の森林地帯等に主に生息するモンスターだが、行動範囲が非常に広いため多くの地域で見ることが出来る。
気性は少し荒いが割と素直で従順なので、王国でも主に貴族階級がペットとして飼い始めることが増えてきた。
3つの頭はそれぞれ独立した脳を持っており、性格も習性も異なるためちぐはぐな行動を取ることも多いが、そこがまた可愛いという声も。
参戦理由はとある貴族の趣味…というか余興に近い。
【ヒュドラ】
王国東部の沿岸部に点在する洞窟等に生息しているモンスターで、良質な薬の材料ともなる毒を持っている。
角の生えた首がリーダー格で、それ以外の首は普段はほとんど活動しておらず、身の危険を感じたときのみ全ての首が協力し始めるらしい。
刺激しない限りは温厚な性格で基本的に動きも鈍いが、本気を出したヒュドラの攻撃は苛烈の一言。
参戦理由は王国の医療研究のためで、好物のシーフードにまんまと釣られた個体が連れてこられた。
【メデューサ】
ヒュドラと同じく沿岸部の洞窟等に生息しており、主従関係のような共同生活を営んでいる…ように見える。
人語を解し、理知的な喋り方をする聡明なモンスターだが、性格は嫉妬深くかなり根に持つタイプ。
頭部の蛇は人間らしい髪の毛に擬態することも可能で、その状態のメデューサは普通の人間と区別が出来ないほど人間社会に溶け込んでいる。
ヒュドラのことをなんだかんだ大切に思っており、連れて行かれたのが心配で激昂しながらも付いてきた。
【キマイラ】
長らく存在が疑問視されていたモンスターだったが、王国北部の山岳地帯に生息していることが最近判明した。
元々は古代の魔法実験による副産物として誕生した歪な生命だったが、野生化した個体が長い年月の中で安定した生態を作り出した。
複数の生物を組み合わせたような外見をしており、パターンも無数にあるため見た目が全く違う個体でもひとまずキマイラとして認識されることが多々ある。
参戦理由はケルベロスと同じく、貴族の余興として。